創業明治三十八年 福山製麺所

いつでも誰でも
おいしい麺を

麺を食べる。素朴でシンプルな、
平凡でかけがえのない幸せな時間。
いつでも誰でも満たされた気持ちになれる、
日常にいつもある美味しい麺を。

創業明治三十八年 福山製麺所は
「人力」にこだわり続ける
製麺所です

1. “人の手”“人の力”が
生み出す
麺の美味しさを信じ貫く。

オートメーション化が主流の量産の時代に、わたしたちは“人力”の麺づくりにこだわっています。
人の手がていねいに作った麺は、人が食べたときに本当に美味しいと感じると信じているからです。

2. 生活の中に、なくてはならない麺でありつづける。

“人力”で丁寧につくられた“おいしい麺”を
リーズナブルに提供する。
本当に人の心を動かし、感動させるのは、
人の手で作られた“麺”。
わたしたちの考えるこの“おいしい麺”を
だれもがいつでも楽しめる文化をつくる。
福山製麺所はいかなる時代も、生活の中になくてはならない麺をめざしています。

3. 麺をつくる“人”
食べる“人”。
この両方の風景をいつまでも。

100年後も、この両方の風景があることを。
麺が人を繋ぐ存在で在り続けるために。
だれもが得ることができる、くらしの中の幸せな時間を、人の手が生み出すものの美味しさが
価値としてずっと在り続ける未来を、
つくり続けます。



ごあいさつ

さらなる100年も、
進化し続ける麺を。

鳥栖市は佐賀県の東に位置し、北に背振山、九千部山を眺め、南には筑後川の恵みをたっぷりと受けた筑後平野と佐賀平野がひろがり、隣町には素麺で有名な神崎町があります。そんな自然豊かな町で明治38年(1905年)に創業者福山福太郎が「人力屋」という屋号で製麺業を始めました。
当時は原料の小麦粉は販売されておらず、地元で採れた小麦を挽いて小麦粉にしてそれを手作りで麺を作っていたそうです。まさしく人力による麺づくりから始めた訳です。

弊社直営のうどん店「人力うどん」の店名はこの屋号に由来しております。現在では九州産の小麦粉を使用し岡山県産の本塩を使った塩水で丁寧に捏ね上げ、踏み固めた生地をねじりながら伸ばして麺にする「手延べ人力うどん」それに多加水熟成の手打ち式うどん等昔ながらの麺づくりの技法を頑なに守りながら、新しい製麺技術の開発にも取り組んて参りました、麺を高温で処理し、コシと引きを強くするストロンガー製法で作った「博多ラー麦ラーメン」さらに本場イタリアのイタルパスタ社のパスタ機を導入し本格的な生スパゲティの生産にも取り組んでおります。

100年の伝統技術に磨きをかけながら、さらなる100年に向かって新しい「麺」を提供してまいりますので宜しくお願い申し上げます。

代表取締役 福山博志

生活のなかで必要とされる
麺でありつづけたい。

弊社は佐賀県鳥栖市にあり、麺類総合メーカーとして製麺業と飲食業を行っております。
『「良い品をより安く」お客様の利益と自己の向上を目指して』を経営理念にみなさまに喜んで頂ける麺づくりを目指し努力しております。

製麺部門では他社がほとんどやっていない手延べうどん・ラー麦らーめん・こだわりの生パスタを製造し、飲食部門ではうどん店「人力うどん」を12店舗、らーめん店「ふくの家」を4店舗の計16店舗を佐賀県・福岡県で経営しております。(2020年1月現在)

弊社こだわりの麺は毎日その日の気温・湿度に応じて加水量や熟成時間を微妙に調整して製造しています。製麺所だからこそ、みなさまの声・現場の声をいち早く麺の製造現場に届けて改善し、常にみなさまに求められる美味しい麺を提供できるよう心がけています。この作り手の思いがつまったこだわりの麺をたくさんの方に喜んで頂けるよう取り組んでまいります。

弊社はこれからも「良い品をより安く」みなさまに喜んで頂けるよう品質に磨きをかけ、みなさまから求められる品質・サービスを追求いたします。「いつでも、だれでも美味しい麺を」日本の食生活には欠かせない麺を通じてみなさまのお役に立てるよう社員一同努めてまいります。

取締役 福山 誠

福山製麺所のあゆみ

「人力」でつくる麺、つくる人、食べる人。
時代がうつりかわっても変わらない日常にある
ありふれた風景。
この幸せな風景を、これからも麺作りを通じて
作り続けていきたいと思っております。
そんな福山製麺所の歴史の一部をご紹介します。

「人力屋 聖マリア病院前店」 昭和63年頃

明治38年

初代福山福太郎が鳥栖駅前(現京町)にて
製麺業を開始。屋号を人力屋とする。

昭和24年

戦争での一時閉鎖を経て、二代目福山昌雄が
「まるふく」の屋号で製麺所を再開。

昭和37年頃

乾麺の干場にて
二代目福山昌雄

昭和50年

現在地に工場を新設、ゆで麺の
完全自動化工場として増産につとめる。

昭和62年

手延べうどん
「人力屋 聖マリア病院前店」オープン

平成8年

佐賀市に初出店
「まるふくうどん 兵庫店」

平成21年

ラーメン一号店
「ふくの家 本庄店」オープン

平成23年

真木工場新設
現在は乾麺の製造をおこなう

平成30年

デュラム小麦とラー麦を5:5で配合し、
イタルパスタ社のパスタ機でつくられた
「博多パスタ五五」完成・販売開始